2008年01月14日

"Without meaning to, ..." 第35章569ページ

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「いまや君も知ってのとおり、人間の形に戻ったとき、ヴォルデモートは意図せずに君との絆を二重にしてしまった。その魂の一部が君にくっついたまま、自分自身を強力にすると思って、君のお母さんの犠牲の一部を取り込んだのだ。その犠牲の恐るべき力を正確に理解さえしていたら、ヴォルデモートはたぶん君の血に触れようとは夢にも考えなかっただろう。が、もし理解できていたら、ヴォルデモート卿ではありえなかっただろうが。人を殺すことなどまったくしなかったかもしれなかっただろうから。
この二重のつながりを確立し、歴史上これまでにないほど2人の魔法使いがしっかりと結びつけられ、2人の運命が1つになった後、ヴォルデモートは君の杖と同じ芯を持つ杖で君を攻撃しようとした。そして、知ってのとおり、たいへん不思議なことが起こった。君の杖が同じ芯を持つことを知らなかったヴォルデモートには予想もしなかったような働きを2つの芯がしたのだ。
あの夜、ヴォルデモートは君よりもずっとおびえていたのだ、ハリー。君のほうは死ぬ可能性を受け入れていた。迎え入れさえいた。それはヴォルデモート卿には決してできなかったことだ。君の勇気が勝ち、君の杖がヴォルデモートの杖を征服した。そして、それによって2つの杖の間で何かが起こった。それぞれの杖の主人たちの関係をそっくり映し出すような何かが。
あの夜、ヴォルデモートの杖の力量と質の一部を君の杖が吸収したのだろう。つまり、君の杖はヴォルデモート自身の一部を少し含んだことになる。そこで、ヴォルデモートが君の後を追いかけたとき、君の杖はヴォルデモート卿を認識した。血肉を分けた同族であり、同時に宿敵である男を見分けたのだ。そして、君の杖はヴォルデモート自身の放った魔術の一部を本人に向かって吐き戻した。ルシウスの杖がこれまでに行ったどんな魔術よりもずっと強力な魔法を。君の杖は君の巨大な勇気の力とヴォルデモート自身のすぐれた技能の力を持っていた。ルシウス・マルフォイのあわれな杖にどんな勝ち目があっただろうか?」

これは、ヴォルデモートがルシウス・マルフォイから借りた杖をどうしてハリーの杖が折ったのかというハリーの質問に対して、ダンブルドアがはっきりとはわからないがと断りつつ、自分なりの推測を述べているところです。ここ言っている「あの夜」というのは、4巻でハリーとヴォルデモートが対決したときのことを指していると解釈してよいでしょうか?7巻の最初でヴォルデモートがルシウス・マルフォイの杖を持ってハリーの後を追った時点では、すでにヴォルデモートはオリバンダーからハリーの杖が兄弟杖であることを聞き出していたと思います。だからこそ、借りた杖でハリーを襲ったのでしょう。
posted by みちえ at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる英語表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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