2007年12月13日

最終章 感想と気になる点

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この章で一番感動的な部分はやはり、ハリーが次男のミドルネームにスネイプの名前をつけたことでしょう。ここまで、ハリーのスネイプに対する気持ちは一切語られてきませんでしたが、こんな形でハリーがスネイプを深く尊敬し、その勇気を高く評価していたことが明らかにされたのは、とても心憎い演出だと思います。

ジェームズは性格的にハリーの父親のジェームズにとても似ているように思いましたが、ジニーはロンに似ているといっています。アルバスは兄弟の中でただ1人リリーの緑の目を受け継ぎ、容貌はハリーに似ているようです。リリーはジニーの赤毛を受け継いだようで(ハリーの母親のリリーの赤毛はもうちょっと黒っぽい色なのではないでしょうか)、ホグワーツに兄たちと一緒に行きたいと言っている姿はかつてのジニーを思い出させました。

キングスクロス駅にはパーシーの姿もあったようですが、やっぱり今は父親となっているのでしょうか?ヴォルデモート亡き後は魔法省勤務に戻ったのでしょうね。いまや義理の兄に当たるというのに、ハリーはやっぱりパーシーは苦手のようです。

テディーは週に4回はハリーの家に食事に来ているというということを知ってほっとしました。ハリー同様両親を一度に亡くして気の毒に思っていましたが、名付け親のハリーが(シリウスの場合は事情が許しませんでしたが)、出来る限り、親代わりになって面倒をみてきてくれたのでしょうね。ヴィクトワールは、ジェームズたちのいとこであること、フランス語の名前であることから、ビルとフラーの娘と判断しました。掲示板でも話題になっていましたが、この戦いの勝利を記念してこの名前がついたのだろうというご意見に同感です(英語の名前にするなら、ビクトリアだったでしょうが)。

ネビル、ハグリッドの現在についても言及されていましたが、ほかの人たちはどうしているのか、気になります。ドラコの奥さんの名前が特に書かれていなかったところを見ると、これまでに登場した人物ではないようですね(ドラコが改心した後では、パンジー・パーキンソンとはやっぱりくっつかないでしょう)。今、ホグワーツの校長は誰なのか、気になるところです。

最後までお付き合いくださって、どうもありがとうございました。これからは、最後の3章の「気になる英語表現」を拾っていきながら、再び細部を検討していきたいと思います。
posted by みちえ at 02:36| Comment(19) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当にお疲れ様でした!
私も英語訳が苦手なので、みちえさんの訳を参考にしながら理解することが出来ました。ありがとうございます。

最終章、本当に感動的ですね。というよりすごくアットホームな雰囲気が漂ってて、こっちまでほのぼのしちゃいました。
どこかのサイトでマクゴナガルがまだホグワーツの教師と書いてあったので、校長はマクゴナガルなのではと思います。
ネビルはハンナ・アボットと結婚したとローリングさんが言ってましたね。こちらもほのぼのカップルっぽいですね。

私的には、もっと他の人物の19年後も詳しく知りたかったです。まぁこの名残り惜しさがまたいいんですけどね^^
Posted by スヌーピー at 2007年12月13日 09:46
とうとう最後になりましたね。
いろいろと気になる部分や表現を詳しく解説していただき、大変深く理解することができました。ありがとうございます。
まだいろいろ気になることがあるので、考えてみたいと思っていますが、このラストのエピソードは本当に感動的でした。ハリーの息子にダンブルドアとスネイプの名前をつけた場面で涙がでました。
ダンブルドアへの不信やスネイプへのこれまでの憎悪がこの名前だけですべてハリーの中では受け入れられるものに変わり、尊敬の念としてのこっていることが素晴らしいと思いました。
さりげなくパーシーが出てくるところもよかったです。
Posted by kmy at 2007年12月13日 14:20
当々最終章になりましたね。
みちえさんのブログを読みながら再読していたのですが、
1回目に読んだときにはよくわからなかったこと、新しい発見がたくさんありました。
本当にありがとうございます。

戦いには勝利しましたが、多くの人を亡くしました。
でも19年後には生き残った人たちに子供ができ、
新しい命も誕生したのだと思うと感慨深かったです。

そしてハリーが次男のミドルネームにスネイプ先生の名前を付けたことや、
「これまでに知った人たちの中でたぶん一番勇気のある男」といったこと。
ようやくハリーに理解してもらえたのだと、これもまた感慨深かったです。

ハグリッドは今もホグワーツにいるようで、
ハリーの子供たちとあの小屋でお茶をしているのかと思うと、
なんだかとてもうれしかったです。
Posted by popolo at 2007年12月13日 18:29
スヌーピーさん、kmyさん、popoloさん、暖かいお言葉をどうもありがとうございました。みなさんの励ましがあってこそ、ここまで続けて来ることができました。これまで読んでくださって、どうもありがとうございます。

みなさんがおっしゃっているように、最後のエピソードはほんわかしていながら、感動的ですよね。

マクゴナゴル先生が校長ですか。まだ引退せずにがんばっていらっしゃるのですね。息子のジェームズはグリフィンドールのクィディッチ・チームに入っているのかしらとまた想像が膨らみそうです。
Posted by みちえ at 2007年12月14日 02:01
こんにちは、はじめまして。
とうとう最終章ですね。
私自身は、発売後、1ヶ月ほどで読み終わりましたが、娘のために翻訳(まだ6章後半まで)をしていまして、ここを初め、あちらこちらのサイトを参考にさせていただいております。
そこで思ったのですが、これだけ沢山のみんながおなじテキストで英語の勉強(?)をしているのは、教科書以外では無かったのじゃないかと。
ひょっとして非英語圏全体でおなじ事が起きているのかと思うと、ちょっとおもしろいですね。
ハリポタが、世界的な英語人口の増加に影響を与えている可能性があるってことですから。
Posted by 修理屋ア at 2007年12月14日 13:05
短い中に多くの情報をさりげなく盛り込んだすばらしい最終章でした。作者の文才に舌を巻くばかりです。

ジェームズがロンに似ているとジニーが言っていたのはテディーとビクトワールのラブシーンを邪魔した後のセリフですよね?これはかつてハリーとのラブシーンをロンに邪魔されたのを思い出してジニーは言ったのだと思います。もしかしたらロンはなんだかんだと妹バカなのでその後も何度も邪魔していたのかもしれませんね!
ジェームズはやはり祖父似の性格だとしか思えません。

マクゴナガル先生ですが、残念ながら年には勝てずこの頃には校長ではありません。この辺りの事はいつかローリングさんが執筆される解説本で明らかにしてもらえます。

ルーピンとトンクス亡き後のテディーが気になって気になってしょうがなかった私です。幸せそうで良かったですね。
作者はこの最終章を早い段階で書き終えて保管してあったというのは有名な話ですが、今回7巻の執筆で加筆、変更をされたそうです。その中でもこのテディーについてのエピソードは一番盛り込みたかったもので、孤児でも幸せになれるということを描きたかったという事です。
5巻で死ぬ予定だったアーサーが生き残り、代わりにルーピンとトンクスが死ぬ事になりましたが、5巻でまね妖怪に怯えるモリーを慰めるためにルーピンが「私たちが君の子供たちを路頭に迷わすと思うかい?」という感じのセリフを言っていましたね。その言葉の通り彼の子供はハリーや騎士団の人々に見守られて成長するという事に気付いた時に、言葉というものは自分に返ってくるのだと思いました。 
Posted by Root at 2007年12月14日 23:24
本当に終わってしましました。

母も寂しがっております。
「また最初から読み返してみます」
と言っておりました。

最終章は新たな物語が始まる予感と同時に、
ハリーの青春が次の世代に移る=終わる
を表す、
私にしてみれば本当に辛い幕開けです。

今までありがとうございました。
Posted by 易 at 2007年12月15日 00:02
こんにちは。はじめまして。

私も、この7巻で、大嫌いだったスネイプ先生が好きになりました。ハリーが次男に名前をつかってくれたこと、感動しました。

私もハリポタファンで、7巻を購入し、1回目は9月ごろ読み終えましたが、今、丹念に辞書を引きながら、2回目を訳文書き出しつつ、読んでおります。

でも、私の英語力は中程度なんで、1回目読んだとき、半分くらい理解してたと思ってたんですが、2回目くわしくみちえさんのブログを参考にしながら、読んでいくと、理解力、半分もなかったかも、と思ってます。

はじめてこのブログを見つけたのも、既に29章あたりがアップされてたころで、
なんで、こんなにわかるのかなあとおもってたら、プロの翻訳家さんだったのですね。

子育て中で、なかなか時間がとれませんが、毎回、英訳するのが楽しみで、がんばってます。

こちらで、取り扱われていなくて、わからない英語表現もいくらかありますが、それはまた、日本語版が出たらチェックしようと思います。

Posted by 焼きイモ子 at 2007年12月15日 16:34
お疲れ様でした。
こちらや掲示板など、大人・親の目線での感想や疑問をずばりとご指摘されるところは、うなずける部分が多く、楽しみでした。
私はスネイプ先生が大好きで最終巻では彼が味方だと明かされることと生き残ることを切に願ってきましたので、初めにざっと読んだ後、じっくり読むことが辛くなってしまい、こちらの解説には本当に助けられました。ありがとうございました。
Posted by 果穂 at 2007年12月15日 21:45
易さん、焼きイモ子さん、果穂さん、暖かいお言葉をどうもありがとうございました。。

易さん、お母様の退院後の経過が気になっていましたが、お元気そうでなによりです。くれぐれもおからだにお気をつけください。ひととおり終わってみると、ほっとしたようなさびしいような、ですね。

焼きイモ子さん、これから取りこぼした表現をぼちぼちと拾っていきたいと思っています。(まだ最後の2章の「気になる英語表現」も残っていますし)。もし、気になるところなどありましたら、ぜひお知らせください。今後取り上げていきたいと思っています。

果穂さん、お役に立ててうれしいです。これまでお付き合いくださって、どうもありがとうございました。
Posted by みちえ at 2007年12月19日 02:07
修理屋さん、おっしゃるとおり、ハリー・ポッターの影響力はすごいですよね。ラテン語版も出ているようですが、日常語として話す人の言語に翻訳されているということは、勉強する人たちのため用なのでしょう。ハリー・ポッターが教科書だったら、一生懸命勉強してしまいますよね。実際にハリー・ポッターから抜粋が教科書に使われているというお話も伺ったことがあります。

Rootさん、いつも興味深いコメントをありがとうございます。そうですね、ジェームズはロンみたいとジニーが言ったのは、テディーたちの邪魔をしたことについて言ったのでしょうね。7巻で唯一の2人のラブシーンでもしっかりロンが邪魔をしていましたし。きっと、ハリーだけでなく、ほかのボーイフレンドたちとの邪魔もしてきたのでしょう。
ルーピンの言葉についてのご意見にも同感です。忘れていたセリフでしたが、本当にこうしてみると、言葉というのは粗末にできませんね。Rootさんのコメントに考えさせられました。
Posted by みち at 2007年12月19日 02:16
遅ればせながら、、、ブログお疲れ様でした&ありがとうございました!
みちえさんの体調が気になりますが、最終章までアップしてくださり感謝です。

7巻どうにか全部読めた!と思って少し英語の文章にも自信持てたのですが、
先日TOEIC受けてみたら悲惨な結果に;;
やっぱり知ってる好きな物語とテストは別なんですかね・・・
ハリーポッター原書は洋書に触れるきっかけになりましたし、
英語が出来るようになりたい!と思い少しずつ勉強しなおそうと思います。

読み終わった直後の感想。準主役はスネイプじゃないのか?
この裏主人公には急激にファンも増えたのではないでしょうか。
ハリポタに疎い旦那(賢者の石のDVDしか見たことない人)に、
読み終わった私の開口一番は「スネイプ・・・すごいよ」でした^^;

いっぱい話したいことあるけど、友達にハリポタフリークもいるけど、
読んでないので何も言えないこのもどかしさ!ここでは皆さん読んでるので、
とても嬉しくて普段は人のブログ読むだけの私もつい書き込んでしまいました。
それにしても、皆さんの洞察力というか読解力、考察はすごいですね!!
こういうの脱帽っていうんだな〜と思いました。日常で滅多に使わない言葉です。
Posted by Minila at 2007年12月22日 04:47
Minilaさん、お気遣いどうもありがとうございました。おかげさまで術後4ヶ月になりつつあり、体調は良好です。
TOEICとハリー・ポッターは別なんですね。でも、さらに英語に対する興味が増してよかったと思います。
わたしも7巻でスネイプ先生を見直しました。一番感動したのは、スネイプのリリーに対する愛と言ってもいいかもしれません。
わたしもみなさんのご意見をとても興味深く拝見しています。このようなすばらしいご意見を伺えて、ブログを立ち上げた甲斐がありました。
Posted by みちえ at 2007年12月24日 18:56
私もようやく読み終わりました。
途中、スネイプ先生の死に挫折しそうでしたが、最後まで読みきって正解でした。
どうしても「利用された」「ないがしろにされた」との思いが強く苦しみましたが、
ハリーが息子にセブルスの名をつけたことで、私の中にあったわだかまりも解けていったように思います。
感動のうちに読み終わることができました。
私も各章ごとに感想を公開していたので、読み終わるといつもみちえさんの訳で間違いがないか確認させていただいていました。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
(あ、テディがsnogしていたのは、やはりビルとフラーの娘なのですね?いとこって誰?と思っていました)
Posted by 二尋 at 2007年12月24日 23:34
二尋さん、完読おめでとうございます。最後までお付き合いくださって、どうもありがとうございました。現在ブロードバンドがないもので、すっかり二尋さんのサイトとはご無沙汰になってしまったのですが、ブロードバンドが開通し次第(いつのことか?)、思いっきりご感想を堪能したいと思っています。
二尋さんのような最初からのスネイプファンの方には、つらかったでしょうね。特にあっけなく死んだ後、最後までまったく言及されることがなかったですから。でも、こんな感動的な終末をつけてもらって、やっぱりスネイプ先生は報われたと思います。
Posted by みちえ at 2007年12月27日 18:03
とても久しぶりです。色々あって、長いことこちらへはご無沙汰していましたが、ブログの方も最終章まで終えられて、本当にお疲れ様でした。読むだけで精一杯なのに、ここまで細かく訳や考察をされているみちえさん、すばらしいです。本を読んだあとも、こちらのブログや掲示板で余韻を楽しませていただき、いろいろな方と意見を交換できるのはとてもうれしいです。私の周りでは、ハリポタファンがいないもので、話したくても話せない欲求不満がたまっていました。

どの物語でもそうですが、登場人物のその後って何だか気になりますよね。最終章では19年後のキャラたちの様子が伺えて、良かったです。個人的には、ドラコの奥さんが誰なのかとっても気になります。

7巻出版前に、作者が最後の言葉は「Scar」であると言ってましたよね。出版直前に書き直したと発表されたそうですが、私はそれを知らずに本を手に入れ、本当に最後の言葉が「Scar」なのか知りたくて、最後をチラ見してしまいました。そうしたら違いましたね。あの文章でよかったと思います。Scarだったら、どんな文章で終わっていたんでしょうね。
Posted by あいこ at 2007年12月29日 09:05
あいこさん、お久しぶりです。コメントをどうもありがとうございました。

最後の言葉についての作者の話は知りませんでしたが、昨夜イギリスで放映されたテレビ番組の中で、ハリーが死ぬという結末もありえたことを知って、びっくりしました。やっぱりそれはいけませんよね。ファンは許さなかったと思います。最後の言葉はScarではありませんでしたが、最終章はそれに関連した文で終わっていますよね。

ちなみにその番組の中で、チャリーは結婚せずに(ゲイなのではなくて、ただドラゴンに夢中なだけなのだそうです)、パーシーはオードリーという女性と結婚して女の子2人の父親となると言っていましたが、ドラコの奥さんについては何も言っていなかったようです(最後の30分はほかのことをしながらで、しっかり見られなかったので、あやふやですが)。
Posted by みちえ at 2007年12月31日 19:46
本日読み終わりました。
こちらのサイトは本当に助けとなりました。どうもありがとうございました。

いまさらなんですけど最終巻はこれまた読み応えがありましたね〜
何度も泣いてしまいました。
ページ数も多いけど、読みすすみ、本の残りページが少なくなるにつれ、後これだけで話が終わっちゃう〜と悲しくなったりしてました。

ハリーの成長とともに、だんだん話も一概に児童向けとも言えない感じになってきましたね。
やっと掲示板に参加できそうです。楽しみです。
Posted by しなもん at 2008年01月31日 02:21
しなもんさん、完読おめでとうございます!最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

わたしもこれまで1〜6巻を読んできたときには、いつも最初は早く続きが読みたいと読み進みつつ、最後に近くなるにつれて、終わりたくないとスローペースになったのを思い出します。7巻となると、さびしい気持ちもひとしおですね。

おっしゃるとおり、話の内容も一般的な児童向けというよりももっと奥深いものがあるように思います。
これから掲示板でしなもんさんのご感想を伺えるのを楽しみにしています。
Posted by みちえ at 2008年01月31日 17:08
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