2007年11月24日

"Dumbledore's betrayal ..." 第34章555ページ

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ダンブルドアの裏切りはほとんどなんでもなかった。もちろん、もっと大きな計画があったのだ。ハリーはただあまりにも愚かだったために、それが見えなかったのだ。が、いまやハリーはそれに気がついた。ダンブルドアは自分に生きていてほしいと思っているという自分自身の前提をハリーは決して疑ったことがなかった。が、いまやハリーには、いつのときでも、すべてのホークラックスを取り除くのにどのくらいかかるかというのによって、自分の寿命は決まっていたのだということがわかっていた。ダンブルドアからホークラックスを破壊するという仕事を受け継ぎ、従順にもハリーはヴォルデモートだけでなく、自分自身をも生に結び付けている絆を少しずつ削り取り続けてきたのだ!これ以上の命を無駄にする代わりに、殺されることをすでに運命づけられた少年に危険な仕事を与えるというのは、なんと巧みで、論理的な案だろう。ハリーの死は不幸ではなくて、ヴォルデモートをさらに打ちのめすことになるのだから。
そして、ハリーはその責任をかわさないということをダンブルドアは知っていた。ハリーは最後まで続けるだろう。それが彼自身の終わりであったとしても。というのは、ダンブルドアはわざわざハリーという人間を理解しようとしたではないか。それを止めるのが自分の力次第であるということを知った今、ハリーは自分のためにほかの人を死なせたりしないということをダンブルドアは知っていた。ちょうどヴォルデモートが知っていたように。フレッド、ルーピン、トンクスが大広間に死んで横たわっている姿がハリーの心の目に戻ってきた。そして一瞬、ハリーはほとんど息ができなかった。死は気が短い…。
しかし、ダンブルドアはハリーを過大評価していた。ハリーは失敗した。ナギニはまだ生きている。ハリーが殺された後も、1つのホークラックスがまだ残って、ヴォルデモートを地上につなぎとめることになる。そのとおり、つまり、だれかにやさしめの仕事できるというわけだ。誰がその仕事をすることになるだろうかとハリーは思った。ロンとハーマイオニーが何をすべきか知っている、もちろん。…だから、ダンブルドアはハリーにほかの2人に打ち明けることを望んでいたのだ。…もしハリーが自分の本当の運命をちょっと早く遂げた場合、2人が続けることができるように。
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