2007年11月18日

"Good. Very good." 第33章551ページ

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「それはいい。たいへんいい!」と校長の椅子の背後にあるダンブルドアの肖像画が叫んだ。「さあ、セブルス、剣だ!必要と勇気と言う条件のもとに剣は取られないとならないのを忘れてはいけないぞ。そして、君があげたということが彼にわかってはいけない。もし、ヴォルデモートがハリーの心を読んで、君がハリーの味方をしているのがわかったら…。」
「わかってます」とスネイプは素っ気なく言った。スネイプはダンブルドアの肖像画に近づき、その横を手前に引いた。するとそれは手前にばたんと動き、その後ろに隠れた空洞が現れた。スネイプはそこからグリフィンドールの剣を取った。
「それで、この剣をポッターにあげるのが、なぜそんなに大切なのかをまだ私には言わないつもりなんですか?」と、着ている物の上に旅行用のマントを羽織ながらスネイプは言った。
「うん、そのつもりはない」とダンブルドアの肖像画は言った。「それをどうすればいいのかハリーにはわかるだろう。セブルス、くれぐれも気をつけるように。ジョージ・ウィーズリーの災難の後では、君が現れてもあまり歓迎されないだろうから。」
スネイプはドアに向かった。
「大丈夫、ダンブルドア」とスネイプは冷淡に言った。「私には考えがある」

この後、スネイプはディーンの森に行き、パトロナスでハリーを池まで誘い出すわけですね。ハリーとロンは、もし誰かが彼らにグリフィンドールの剣をあげたかったのなら、それを池のそばに置かずに、なぜ底に沈めたのかといぶかっていましたが、その裏にはダンブルドアの「必要と勇気と言う条件のもとに」という指示があったわけです。それだったら、その資格と条件に合うので当然ということで、グリフィンドールの剣を手にしてもハリーたちにさほど怪しく思われないだろうということなのではないでしょうか。
posted by みちえ at 23:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 気になる英語表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「なぜ、わざわざ池の底に?」と、ずっと疑問に思っていましたがみちえさんの解説で納得しました。ありがとうございます。ダンブルドアのセリフが鍵だったのですね。
ここのセリフのやり取りはダンブルドアとスネイプのコントのようで楽しく読んでしまいました。二人はずっとこんな感じに時間を過ごしてきたのでしょうね。死んでも主導権を執り続けるダンブルドアはやはりすごい!!
Posted by Root at 2007年11月19日 02:24
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