2007年11月18日

"Another lon silence ..." 第33章551ページ

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再び長い沈黙。そしてスネイプは言った。「私は…このかたずっと…私たちはハリーを守っていたのだと思っていた。リリーのために」
「私たちはハリーを守ってきた。ハリーを教え、育て、自分の強さを試させることが不可欠だったからだ」とダンブルドアが言った。その目は固く閉ざされていた。「その一方で、2人の間の結びつきはどんどん強くなっている。寄生して大きくなっている。ハリー自身それをうすうす感じているのではないかとときどき思ったことがあるのだ。もし私がハリーを理解しているとしたら、ハリーはそれまでにきちんと物事を解決していて、自分の死を迎えに出かけるときには、それは真にヴォルデモートの最後を意味することになるだろう。」
ダンブルドアは目を開いた。スネイプはぞっとしたようだった。
「来るべき時が来たときに死ねるように、これまでハリーを生かしてきたと?」
「ショックを受けるな、セブルス。これまで何人の男と女が死ぬのを見てきた?」
「最近では自分が救うことの出来なかった人たちだけだが。」とスネイプは言って、立ち上がった。「あなたは私を利用した」
「どういう意味だね?」
「あなたのためにスパイをし、嘘をつき、自分自身を死の危険にさらしてきた。それもこれも、リリー・ポッターの息子の身の安全を保つためのはずだった。それなのに、あなたは食べるために飼われる豚のように、ハリーをこれまで育ててきていると言う。」
「しかし、これは感動的なことだ、セブルス」とダンブルドアは真剣に言った。「とうとうあの子が好きになったのかな?」
「ハリーを?」とスネイプが叫んだ。「エクスペクト・パトロナム!」
スネイプの杖の先から銀の雌鹿が飛び出した。そして、その鹿は校長室の床に着地し、飛び跳ねて部屋を横切ると、窓から飛び出し、舞い上がった。ダンブルドアはそれが飛び去るのを見、銀色の輝きが次第に薄れると、スネイプに振り返ったが、その目は涙でいっぱいだった。
「今でもずっと?」
「永遠に」とスネイプは言った。

「とうとうあの子が好きになったのかな?」というダンブルドアの言葉にスネイプは「彼(ハリー)を?」と返した後、パトロナスを放っています。スネイプはダンブルドアに対して、「私が好きなのはハリーではない。リリーである」ということを言いたかったのではないでしょうか(ダンブルドアがリリーのパトロナスが雌鹿であることを知っていたと仮定してですが)。ダンブルドアもそれを理解して、スネイプの純愛に打たれ、涙を浮かべたのだと思います。"After all this time?"は"Do you still love her after all this time?"で、"Always"は"I will always love her"ではないでしょうか。
posted by みちえ at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる英語表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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