2007年11月18日

第33章 あらすじ

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ハリーがスネイプの横にひざまずいたままスネイプを見つめていると、突如ヴォルデモートの高い冷たい声が響きました。その声はホグワーツで戦う人たちに語りかけています。一時停戦をするので、その間に死者を弔い、怪我人の手当てをするように、1時間禁じられた森で待つから、ハリー・ポッターは出向くようにと訴えていました。もし1時間以内にハリーが行かなければヴォルデモート自身が参戦して、ホグワーツ軍を皆殺しにすると言います。ハリーたち3人は再びトンネルを通って城に戻ることにしました。

城は不自然に静まりかえっています。すべての人が大広間に集まっていたのでした。一段高くなったところでは怪我人の手当てが行われていて、怪我人の中にはフィレンツェの姿もありました。広間の中央には亡くなった人たちが横たえられており、家族に取り囲まれたフレッドの遺体の隣には、ルーピンとトンクスがまるで眠っているかのように安らかな表情を浮かべてに横たわっていました。ロンとハーマイオニーはウィーズリー家の人たちのところへ行きましたが、ハリーにはそれに加わることができません。罪悪感に責められながら、ハリーは校長室に向かいました。

校長室の肖像画は戦いの状況を把握するために、校長室を出てどれも空っぽでした。ダンブルドアの肖像画にもダンブルドアの姿はありません。憂いの篩を机の上に置き、ハリーはスネイプの記憶をその中に注いで、篩の中に飛び込みました。

そこはほとんど人気(ひとけ)のない遊び場で、ペチュニアとリリーがぶらんこに乗り、スネイプが茂みの影から2人をこっそりと見ていました。自分が魔法を使えることに気づいていなかったリリーに、リリーは魔女であり、自分が魔法使いであることをスネイプは教えます。マグルと言われて怒って立ち去るペチュニアとそれを追っていくリリーを見ながら、ハリーにはスネイプの失望が感じられました。

場面は変わり、スネイプはリリーと2人きりで話をしていました。2人はホグワーツのこと、口論が絶えないらしいスネイプの両親のことなどを話しています。ペチュニアが盗み聞きしているのがばれ、ペチュニアがスネイプをかからかったため、仕返しにスネイプが魔法を使い、リリーがそれをなじりました。泣いて走り去るペチュニアをリリーが追っていきます。

再び場面は変わり、スネイプは母親と共にキングスクロス駅にいて、リリーたち一家4人を見ていました。ペチュニアはダンブルドアにホグワーツへの入学許可を求める手紙を書いたものの、拒否されたようです。

次の場面では、リリーとスネイプはホグワーツ急行の仕切り客室の中にいました。同じ客室の中には、ジェームズとシリウスも居合わせますが、リリーはジェームズとシリウスに悪い第一印象を抱いていたことがわかります。

場面は変わり、組分け式が行われます。さらに次の場面では、スネイプはリリーと城の中庭を歩きながら、口論していました。スネイプが闇の魔術に傾倒し、死喰い人たちと付き合っているのがリリーの気に入らないようです。スネイプはジェームズがリリーのことを好きなのを知っていて、2人の仲を心配していましたが、リリーがジェームズを侮辱するのを聞いて、スネイプはすっかり気が楽になりました。

次の場面はハリーがすでに見たものでした。ジェームズたちに対して、リリーはスネイプをかばいますが、屈辱感と怒りからスネイプはリリーに向かってMudbloodと叫んでいました。次の場面で、スネイプはそれに対してリリーに謝っていましたが、リリーは取り合ってくれません。

次の場面展開には前より少し時間がかかりましたが、スネイプは風の吹きすさぶ丘の上にいました。白い光線が現れた後、ダンブルドアが姿現しの術で現れます。トレローニーの予言を聞いたスネイプがそれをヴォルデモートに伝えたところ、ヴォルデモートはリリーの息子こそ予言の子供であると思い、家族ごと皆殺しにするつもりであるとスネイプはダンブルドアに言います。リリーのことしか心配せず、ジェームズとハリーは死んでもいいと思っているスネイプをダンブルドアは軽蔑しきっていました。スネイプはヴォルデモートにリリーの命を助けるよう頼んでありましたが、一方でリリーとその家族をかくまってほしいとダンブルドアに頼みます。その代わりになんでもするとスネイプはダンブルドアに約束しました。

次の場面では、スネイプはダンブルドアと共に校長室にいて、リリーの死を嘆き悲しんでいました。ヴォルデモートからハリーを守るダンブルドアの手伝いをすることをスネイプは約束しますが、それを決して他言しないようダンブルドアに約束させます。

次の場面になると、スネイプがダンブルドアに向かってハリーを批判していますが、ダンブルドアはそれをスネイプの先入観とし、他の先生たちの評判はいいこと、ダンブルドア自身ハリーを魅力的な子供であると思うと言い、クイレルに目を光らせるようスネイプに命令します。

次の場面はYule Ball(クリスマスの舞踏会)で、スネイプとダンブルドアは入り口の広間にいて、ヴォルデモートの復活について話していました。ヴォルデモートにつくつもりはないと言うスネイプに、ダンブルドアがその勇気を高く評価します。

ハリーは再び校長室に立っていました。ダンブルドアは半分意識がなく、その右手は黒く焼け焦げています。スネイプはダンブルドアに魔法薬を飲ませ、手当てをしました。ダンブルドアは強力な呪いのかかったゴーントの指輪の誘惑に勝てず、それを指にはめたため、傷を負ったのでした。スネイプがその呪いを当面1つの手だけに封じ込めたものの、それは次第に広がり、力を増すため、ダンブルドアの余命は1年もないだろうと言います。ヴォルデモートがドラコに自分を殺させるつもりでいること、ドラコが失敗した後、スネイプにその任務を引き継がせるだろうことをダンブルドアは知っていました。全力を尽くしてホグワーツの学生を守ることをダンブルドアはスネイプに約束させます。そして、まずマルフォイが何を企んでいるのかを探し出し、助け、導くようにスネイプに言いました。また、最後に自分を殺すのはスネイプであると言い、スネイプもそれに同意します。

場面はさらに変わり、スネイプとダンブルドアはたそがれ時に人気のない校庭を歩いていました。ダンブルドアがハリーに打ち明けていることを自分に言わないのがスネイプには不満のようです。その夜、スネイプはダンブルドアの部屋にいて、ダンブルドアの指示を受けていました。ダンブルドアが死んだ後、ヴォルデモートがナギニの命を心配し、かたときも傍から離さず、魔法で守るようになる。そのときになったら、ハリーに真実を語っても大丈夫だと言います。ヴォルデモートの放った殺しの呪文が自分自身に跳ね返り、ヴォルデモートの魂の一部がハリーの中に入ったこと、そして、その魂の破片がハリーの中で生き続ける限り、ヴォルデモートは死ねないことを。時が来たらヴォルデモートにハリーを殺させるために、これまでリリーの息子であるハリーを守ってきたのかとスネイプはショックを受けます。スネイプがパトロナスを放つと、雌鹿が杖の先から飛び出しました。

場面が変わり、スネイプは肖像画のダンブルドアと話しています。ダンブルドアはスネイプにハリーがダーズリー家を出る正確な日付をヴォルデモートに教えること、マンダンガスを魔法で錯乱させて、おとり作戦の案をその頭に植え付けること、もしスネイプがハリーたちを追いかけることになったら、巧妙に装ってヴォルデモートに信頼されるようにすることを指示しました。スネイプは言いつけどおり、マンダンガスを操ります。スネイプはルーピンの背中に杖を向ける死喰い人の杖腕をめがけて魔法を放ちますが、それが外れてジョージに当たってしまいました。

次の場面では、スネイプはシリウスの部屋にいて、リリーの手紙を読みながら、涙をこぼしていました。スネイプは手紙の2ページ目を懐に入れ、写真を2つに裂き、リリーの部分を自分のものにして、残りをたんすの下に投げました。

次の場面では、スネイプは校長室にいて、フィニアス・ナイジェラスが急いで自分の肖像画に戻って来、ハリーとハーマイオニーがディーンの森にいることをスネイプに知らせました。これを聞いた肖像画の中のダンブルドアが、いいチャンスとばかりに、ハリーにグリフィンドールの剣を取らせるようスネイプに指示します。スネイプが部屋を立ち去り、篩から出たハリーは校長室の床の上に横たわっていました。
posted by みちえ at 22:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 章別あらすじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
みちえ様こんばんは、
「ルーピンとトンクスがまるで眠っているかのように安らかな表情を浮かべてに横たわっていました」
という文章・・泣いてしまいました。
スネイプも思った通りの人で感激。
もう少しで終わってしまいますね・・寂しいです。
Posted by 易 at 2007年11月20日 23:18
易さん、ありがとうございます。ルーピンとトンクスの死については、原作ではあまりにも簡単に片付けられてしまっているので、あらすじを書くときに、わたしとしては2人対する追悼の気持ちとして、できるだけ筆を割こうと思いました。
途中ではまだ半分か、がんばらねばなどと思ってきましたが、ここまで来ると、残り少なくなって寂しいという気持ちになりますね。
Posted by みちえ at 2007年11月21日 17:58
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