2007年11月09日

第31章 感想と気になる点

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展開の速い、内容も盛りだくさんな章でしたが、やはり最後に印象を残したのは、フレッドの死でしょう。なにもフレッドを殺さなくてもいいのに、とローリングさんの冷酷さにショックを再び受けているわたしです。せっかくパーシーが戻ってきたのに、フレッドを永遠に失うというのは家族にはやりきれないことでしょう。

明るい話題としては、この章でもさらにまた懐かしい名前が出てきました。ちょうど芝居の最後に登場人物全員が出てきて観客に挨拶をするような感じです。最終章にふさわしいですね。サー・カドガンまで登場して、最後にちょい役でまたカドガン役のポール・ホワイトハウスが映画に現れるのかななどと思ってしまいました。もっともこのへんは十分カットされそうですが。

場違いではありましたが、ロンとハーマイオニーのラブシーンもありました。こんな切羽詰ったときに、しもべ妖精の心配をロンがしたのにはびっくりしましたが、これほどロンがハーマイオニーに対して心情的に近くなっていたということでしょうね。しもべ妖精に対する気遣いは、なによりもハーマイオニーの心を揺さぶったようです。

もう1人この章で死んだのはクラブですが、以前はマルフォイの手下だったのに、すっかり死喰い人の1人となっていて、ドラコをも馬鹿にしているのには驚きました。自分の使った魔法で死ぬのは自業自得と言えるでしょうが、ハリー・ポッターは学園物語ではなくなってしまったのを痛感させられます。ロンがクラブの死について繰り返しシビアな態度を取っているのは、やっぱりハーマイオニーを死の呪文で殺そうとしたことから来るのでしょうね。

アバフォースが学生たちを率いて戦っている姿にはうれしく思いました。ヴォルデモートに対抗するのは無駄だと諦めきっていたアバフォースでしたが、ハリーの言葉に心を変えたのかもしれません。

この章でハッフルパフの杯とレーブンクローの王冠の2つのホークラックスが破壊され、残すはナギニの1つだけとなりました。さて、これからどうなるのか。
posted by みちえ at 19:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この章ではちょっと私は納得できない点が三つあります。
一つは、あまりに安易にホークラックスが破壊されたこと、前半のキャンプのシーンの長さに比べて、ロンとハーマイオニーの冒険があっという間に片づけられてしまい、そのくらいなら最初からホークラックスは5つ位にしとけば良かったのに、と思いました。
次は、あまりにジニーが可哀想なこと。ロンたちのラブラブ度から比べて、一人だけ必要の部屋から追い出されるってのは、どうなんでしょう。他にモリーか誰かいたら別ですけど、緑の光線も飛び交っている部屋の外にジニーだけ残していくハリーの気持ちが理解できません。別れたのは危険だからであって、こうなった状況ならもう一緒にいても危険なのだから第一に安全を図ってほしい…。ジニーは足手まといになる子ではないはずです。
第三はみちえさんも言及されたフレッドです。
私がジニーだったらいじけちゃうよ〜。
Posted by KK at 2007年11月10日 09:43
このブログで復習をさせていただいております。自分でメモを取っていなかったので、改めて表現の部分(I open at the close.や水ぼうそうがDragon poxという部分など)についてなるほど〜と楽しんでいます。

この31章はぐっと話が終わりに向かっていくのを感じます。
今まであまりぱっとしなかったクラブとゴイルには驚かされました。何もできないと思っていたクラブが激変して、闇の魔法を操るようになっていたことで、彼の成長を一端では感じ、17歳というのは大人としての選択ができる時期なのだと感じました。その選択の結果としての死ではないかと。考えさせられる部分でした。

フレッドについては酷いと思いました……双子のうち片方だけが亡くなるなんて、その後の二人の店はどうなるのか、ジョージはそれを受け入れて生きていくのかと思うと、なんだかいまだに割り切れない気がします。
Posted by kmy at 2007年11月10日 13:50
KKさん、ハリーたちの目的が部屋の中でホークラックスを破壊することだったので、ジニーを連れて行くことができなかったのだと思います(ダンブルドアが他言してはいけないということだったので、破壊するところを見せてもいけなかったのだろうと)。が、やっぱりただ単に外に出すというのは(特にジニーがみんなと一緒に戦いたいのを知っていただけに)、思いやりがなかったですね。それだけハリーにゆとりがなかったというか、やっぱりジニーは二の次だったのでしょう。

レーブンクローの王冠はほかのホークラックスと比較していとも簡単に壊れてしまいましたが、それはFiendfyreという特殊でたいへん強力な力を持った武器で壊したからかと解釈しました。ロンとハーマイオニーの冒険はおっしゃるとおり、あまりにも簡単すぎる片付けかただったと思います。ほかのホークラックスがあれほど激しく抵抗したのですから、なにかエピソードがあったのかもしれませんよね。

kmyさん、コメントをどうもありがとうございます。おっしゃるとおり、クラブの死については考えさせられるところがありますね。フレッドの死については、あまり必然性が感じられないだけに、いっそう酷いと思いました。
Posted by みちえ at 2007年11月12日 18:05
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