2007年10月29日

"The Elder Wand slashed ..." 第27章443ページ

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少し長くなりますが、訳しておきたいと思います。

ニワトコの杖が宙を切り、緑の光が部屋を横切って爆発した。ひざまずいていたゴブリンは転がって息絶えた。見ていた魔法使いたちは恐れおののいて、ゴブリンの前を一斉に散り散りに離れた。ベラトリックスとルシウス・マルフォイはほかの者たちを押しのけ、一目散にドアに向かった。何度も何度も彼の杖が下りた。そして、残った者たちは殺された。残ったもの全員。この知らせを自分に持ってきた罰として。金の杯のことを耳にした罰として。
死者の中でただ一人、彼は怒って部屋の中を行ったり来たりした。彼の宝物、彼の安全弁、不死のための頼り綱が彼の目の前を横切った。日記は破壊され、杯は盗まれた。もしあの子がほかの物についても知っていたとしたら?もし知っていたとしたら、すでに行動を起こして、それ以外のホークラックスの在り処を知っているのだろうか?そして、この根底にはダンブルドアがいるのだろうか?ダンブルドア、いつも自分を疑っていた。ダンブルドア、自分の命令で今は亡き者となっている。ダンブルドア、その杖はいまや自分のものとなったにもかかわらず、あの子を使って死の屈辱から手を伸ばしている。
しかし、もしあの子が自分のホークラックスを1つでも破壊したのなら、この自分、ヴォルデモート卿に当然わかっているはずで、感じているはずではないか?もっとも偉大な魔法使いであるこの自分が、もっとも権力のある自分が、ダンブルドアを、そしてそのほかの無数の役立たずの名もない人たちを殺したこの自分が。どうして、その自分にわからないなんてことがありえようか?もし自分が、もっとも力があり大切なこの自分が攻撃され、その一部をもぎとられていたのだとしたら?
posted by みちえ at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 気になる英語表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。6巻のときからお世話になっているものです。いつもありがとうございます。

私にとって、これが7巻で最も(意味をとるのが)難しい文章でした。
これより後半で再度ルシウス・マルフォイが登場するまで、ベラもルシウスもこのシーンでヴォルデモートに殺されちゃったんだ!と思ってました。
だって、All of themが殺されて、死体の中をAloneで歩いてるんですよ。
まさかベラとルシウスだけが部屋から逃げ出してるなんて、読み取れませんでした。

逆に、ヴォルデモートの非情さを良く表現したシーンだなあ、なんて感慨深く感じておりました。

原書に挑戦している他の方のブログなんかを拝見しても、同じ間違いをされている方をお見受けしましたので、やはり結構難しいところだったんだろうなあ、と思います。
Posted by linapapa at 2007年11月03日 08:50
linapapaさん、コメントをどうもありがとうございました。
確かに、ベラトリックスとルシウスが無事部屋から抜け出したとは書いてないので、解釈するのが難しい文章かもしれませんね。残った者とわざわざ書いてあるので、そこでベラトリックスとルシウスは無事逃げおおせたとそこで解釈するしかないようです。
本当にヴォルデモートの非情さを感じさせますね。そこにいたというだけで自分に従う者を殺してしまうのですから。
Posted by みちえ at 2007年11月04日 00:39
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