2007年10月20日

第23章 あらすじ

第23章をすでに読み終えられた方は「続きを読む」をクリックしてください。

Snatcherたちがテントに入ってくる直前に、ハーマイオニーは魔法でハリーの顔を変えます。ハリーの顔はみるみる膨れ上がって、目はほんの裂け目程度に細くなりました。ハリーはテントの外に引きずりだされます。Snatcherの中にはフェンリール・グレイバックの姿があり、ハーマイオニーに舌なめずりしていました。名前を聞かれ、ハリーはバーノン・ダドリー、ロンはバーニー・ウィーズリー、ハーマオイニーはペネロピー・クリアウォーターを名乗ります。Snatcherたちは先にディーン・トマスとゴブリンのグリップフックを捕らえていました。ハリーの嘘が通用したかと思い始めたとき、テントの中のグリフィンドールの剣が見つかってしまい、日刊・預言者新聞の写真からハーマイオニーの正体も知られてしまいます。

そのとき、ハリーの傷が激しく痛みだし、ヴォルデモートの思いがはっきりとハリーの脳裏に浮かんできますが、ハリーは必死に心を閉じて、今目の前で起こっていることに集中しようとします。ついにハリーの正体もわかってしまい、フェンリールたちは死喰い人たちの拠点であるマルフォイ家にハリーたちを連れて行きます。この間、ヴォルデモートが空を飛び、砦のような場所の塔の一室に窓から滑り込むのがハリーに見えました。やせ衰えた男がヴォルデモートに向かって微笑み、「いつかきっと来るだろうと思っていた。が、無駄足だったな。自分はそれを所有したことがなかった」と言います。ヴォルデモートはその嘘に激しい痛みをおぼえ、ハリーの頭は割れそうに痛みました。

マルフォイ家で、ドラコはハリーの正体を確認するよう両親に言われますが、それにはまったく乗り気でなく、恐れてすらいるようでした。ドラコはハリーをはっきりとは認めませんでした。そこへベラトリックスが入ってきて、ルシウスとどちらがヴォルデモートを呼ぶかで言い争いになります。そのとき、ベラトリックスの目がグリフィンドールの剣をとらえました。抵抗するSnatcherたちを魔法で失神させ、ベラットリックスは剣を手にしますが、スネイプがグリゴッツの自分の金庫室に送ったはずの剣がなぜそこにあるのかベラトリックスは理解できない様子です。ベラトリックスはヴォルデモートを呼ぶのをとどまり、ハリー・ロン・ディーン・ゴブリンのグリップフックを地下室に送り、ハーマイオニーを拷問するために自分のもとにおきます。

地下室にはルナとオリバンダーが閉じ込められていました。階上からハーマイオニーの悲鳴とベラトリックスの怒鳴り声が聞こえてきます。ベラトリックスはハーマイオニーたちがグリンゴッツから剣を盗んだと思っているようでした。Deluminatorを使って明かりをとり、ルナが釘でロープを解いて、ハリーたちは自由になります。が、地下室から脱出するすべもなく、ハリーは苦し紛れにハグリッドの小袋の中をまさぐりました。すると、両面鏡の破片が床に落ち、そこにちらりと鮮やかな青い色をハリーは見ました。ダンブルドアの目に向かって、「助けて!マルフォイ邸の地下室にいるんだ!」とハリーが叫びます。その目がまばたき、消えました。

ハーマイオニーはベラトリックスにグリフィンドールの剣は偽物だと言い、ルシウスはグリップフックに検分をさせるために、ドラコを地下室に遣ります。それを聞いたハリーはグリップフックに嘘をつくように頼みます。ドラコがグリップフックを地下室から連れ出したのと同時に、大きな音がします。地下室に現れたのはドビーでした。ドビーはかつての主人の家に来ておびえているようでしたが、オリバンダー・ルナ・ディーンを連れてビルの家に行き、再び戻ってくるようにハリーはドビーに指示します。ドビーが姿消しの術を使ったときに大きな音がし、それを耳にしたルシウスはワームテールに地下室の様子を見に行くように言いつけます。ロンとハリーは、地下室に入ってきたワームテールに襲いかかります。ワームテールの銀の手がハリーの首をしめようとしました。が、ハリーがかつて命を助けたことをワームテールに言うと、その手は緩みます。その隙に、ハリーはその手から身を引き離しますが、ワームテールの銀の手は今度はワームテール自身に襲いかかり、絞め殺します。

死んだワームテールをその場に残し、ロンとハリーは急いで階上に向かいました。2人は居間のドアのところで、中の様子を伺います。グリップフックはベラトリックスに、その剣は偽物だと言いました。ベラトリックスは安心し、魔法でグリップフックの顔に切りつけた後、人差し指を上腕の印に当ててヴォルデモートを呼び出します。ハリーの額は激しく痛み出しました。ヴォルデモートがこの呼び出しに怒っているのがハリーにわかります。「杖はおまえのものには決してならない」とヴォルデモートに言っている目の前の年老いた男に向かって、緑色の光線が放たれます。

ハーマイオニーにはもう用がない、グレイバックにやると言うベラトリックス言葉を聞いて、ロンが居間に突入します。ワームテールから奪った杖でロンがベラトリックスに武装解除の呪文を放ち、宙に飛んだ杖をハリーが捕らえます。ハリーはルシウスを魔法で失神させた後、ドラコ・ナルシッサ・グレイバックも魔法を放ちますが、ハリーは床に転がってそれを避けました。そのとき、ベラトリックスが気を失っているハーマイオニーの喉にナイフを突きつけて、杖を放棄しないとハーマイオニーを殺すと脅します。ハリーとロンは杖を手放して降参しました。

そのとき、天井のシャンデリアが落ちてきます。ガラスが辺り一面に飛び散り、この隙にロンはハーマイオニーをシャンデリアの下から引き出し、ハリーはドラコから3つの杖を奪い、3つの杖をグレイバックに向けて失神の呪文を放ちました。ドビーが居間の入り口に現れます。シャンデリアを落としたのはドビーでした。ロンに杖の1つを渡し、ハーマイオニーを連れて逃げるように行った後、ハリー自身もドビーとグリフィンドールの剣を抱えたグリップフックを連れて姿消しの術を使います。ハリーはビルとフラーの家、シェル・コテッジと念じます。

着地したところは海のそばでした。ドビーの激しく波打つ胸からはナイフの銀の柄が突き出していました。ハリーは助けを呼び、ドビーを草の上に寝かします。「ハリー…ポッター…」と言った後、ちょっと体を震わせてドビーは動かなくなりました。
posted by みちえ at 01:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 章別あらすじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この章に3週間もかかってしまいました。体調を崩したのと年末の忙しさでなかなかパソコンに向かえませんでした。これで何とか3分の2が終わろうとしています。やっとです。これから展開が速くなっていくんですよね。

最初に読んだときは「何でハリーってわからないんだろ?」と思っていてハーマイオニーの機転の利いた呪文がわかってませんでした。う〜。もったいなかったな。
それにグレイバックの微妙な立場も理解できたし。あちら側もあちら側で事情があるのがベラトリックスとルシウスの闇の印の取り合いで笑っちゃいました。ドラコはどうしたのでしょう。なんだかハリーたちをかばっているみたいです。

ワームテールの恩返しがホンのちょっとだったのががっかりしましたが、実際に考えるとこれ位しか出来ないのが本当の所かなといやに納得しました。それまでペティグリューという名前を使ってなかったのに手を緩めてから使っているのは人間らしくなったことを表しているように思いました。
Posted by まめ at 2007年12月30日 10:31
まめさん、久々のコメントをどうもありがとうございました。体調を崩されたとのことですが、もう調子はよくなったのでしょうか。お大事になさってください。

ドラコの様子は本当に不思議ですね。ハリーの味方をしているのか、あるいは単にこれ以上悪事にはかかわりたくないということなのか。
Posted by みちえ at 2007年12月31日 23:47
私も、ワームテールの恩返しが、何かもっと重要な場面で出てくるのかと思ったら、あっけなかったですね。3巻でダンブルドアが、「魔法使いが魔法使いの命を救うとき、二人の間にある種の絆が生まれる」として、それを「最も深遠で不可解な魔法」と言ってました。でも、7巻のこの部分を見る限り、ハリーとワームテールの間に「絆」があったようには思えませんでした。「絆」と言う言葉を、私がポジティブに捉えすぎていたのかもしれません。でも、結果的にはハリーの命が助かったので良しとしましょうか。
Posted by at 2008年01月01日 13:35
すみません。上の書き込みは私でした。名前を書くのを忘れてました。
Posted by あいこ at 2008年01月01日 13:36
あいこさん、そのダンブルドアの言葉はわたしにも気になっていましたが、やっぱりここはそれを表しているのだと思います。ちょっと印象の弱い助けかたですが、やっぱりハリーの命を救ったことになるのでしょう。特にその後、ヴォルデモートから与えられた銀の手によって命を失うことになることを考えると、結果的にはワームテールは自分の命を賭けてハリーを助けたことになると思います。
Posted by みちえ at 2008年01月02日 19:57
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/61487837

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。