2007年10月15日

第21章 あらすじ

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ゼノフィリウスは死の秘宝は闇の魔術とはまったく関係がないと言い、3人に「3兄弟の話」を知っているかと聞きます。知らないというハリーのために、ゼノフィリウスが本を探し出そうとすると、ハーマイオニーはダンブルドアが残したおとぎ話の本を取り出しました。ハーマイオニーに声を出して読んでみるようにゼノフィリウスは言います。

昔3人の兄弟がさびしい曲がりくねった道を夕暮れ時に旅していました。3人は川に出くわしますが、それは歩いて渡るには深すぎ、泳いで渡るには危険なため、魔法を使えた3人は、魔法で橋を渡して、川を渡ります。半分ほど橋を渡ったところで、死神が現れました。3人が溺れて死ななかったのに腹を立てた死神は、巧みに3人の魔法を称えるふりをし、それぞれに褒美をやると言います。

好戦的な長男はもっとも強力な杖がほしいといい、死神は川を渡り、土手に生えていたニワトコの枝から杖を作り出して、長男にあげました。傲慢な次男はさらに死神に恥かしい思いをさせようと、死者を呼び返す力がほしいと言います。死神は土手から石を拾って次男に渡し、石には死者を呼び戻す力があると言いました。三男は3人のうちでもっとも謙虚で、もっとも賢明であり、死神を信用していなかったので、死神に後をつけられずにその場から前に進めるようなものを頼むと、死神はいやいやながら、自分の透明マントをくれました。ハリーは死神がInvisibility Cloakを持っていたことに驚きます。

死神と別れた3人はやがて別々にそれぞれの目的地に向かって進みました。別れて1週間ほど経ったころ、長男は遠くの村に着くと、自分と同じ魔法使いを探し出して、けんかをします。決闘になると長男はニワトコの杖を使い、相手を殺すと、そのまま居酒屋に行って、死神から奪った無敵の杖を大声で自慢しました。その夜、すっかり酔っ払ってベッドで寝ていた長男のところに、別の魔法使いが忍び寄り、杖を盗んだ上、長男の首を掻っ切りました。こうして、死神は長男を自分のものにしました。

一方、次男は一人暮らしの自分の家に行きました。石を取り出し、手の中で3回まわすと、昔結婚しようと思っていたものの、その前に死んでしまった娘が即座に次男の前に現れました。しかし、娘は悲しげで冷たく、次男とはベールで隔てられていました。この世に戻ったものの、娘は本当にはこの世になじめず、つらい思いをしたため、次男は望みのない娘への思いに胸を焦がし、本当に娘と一緒になるために、ついに自らの命を絶ちました。こうして、次男も死神のものになりました。

死神は長い間三男を探しましたが、見つかりませんでした。三男が非常な高齢になったとき、ついに透明マントを脱ぎ、息子にそれをあげました。そして、死神に古い友としての挨拶をすると、喜んで死神と一緒に行き、2人の対等な者同士はこの世を発ちました。

ゼノフィリウスは死の秘宝はニワトコの杖、復活の石、透明マントの3つであると言いながら、紙に三角の目の印を描きます。そして、その3つすべてを同時に所有する者は死を征服することができると言いました。懐疑的なハーマイオニーはゼノフィリウスに反論しますが、ゼノフィリウスは3番目の秘宝は本当のマントで、それをまとった者は誰にも見えず、その効果は永遠で、どんな魔法に対しても絶えず完璧に隠しとおすことができると言います。3人はハリーのInvisibility Cloakのことを考えますが、ゼノフィリウスはその沈黙を3人ともそんなマントは見たことがないということだと解釈しました。

そう言うあいだにも、ゼノフィリウスは常に窓の外を気にしていました。ニワトコの杖についてハリーが聞くと、この杖を自分のものにするには、前の持ち主からそれを奪わないといけないと言います。これまでもこの杖は血なまぐさい物語として、時折歴史に現れてきましたが、現在その杖がどこにあるかは誰も知らないということです。

ハーマイオニーが思い切ってペベレル家と秘宝との関係をゼノフィリウスに聞くと、ゼノフィリウスはハーマイオニーがペベレル家のことを知っているのに驚きました。ハリーにはペベレル家の名に聞き覚えがあるような気がしますが、思い出せません。イグノタス・ペベレルは、ゴドリックの谷の墓地で、三角の目の印が墓石に刻まれていた墓の主でした。3兄弟はイグノタスら3兄弟のことであり、最初の秘宝の持ち主だったとゼノフィリウスは言います。

ゼノフィリウスが台所に下りていったとき、3人は死の秘宝のことを話し合います。ロンもハーマイオニーも3兄弟の話は単なる子供のための教訓話であり、死の秘宝を信じてはいませんでした。ハリーはたまたま階上のルナの部屋に行ってみますが、そこはもう何週間も誰も入ったことがないような感じでした。ゼノフィリウスに問い詰めると、ハリーを応援する雑誌を発行していたために、ルナを誘拐され、人質にとられていると告白します。ハリーを死喰い人に引き渡せば、ルナは自由の身になるのでした。ゼノフィリウスは死喰い人たちが到着するまでハリーたちを引き止めておこうとします。死喰い人たちが箒に乗ってやって来て、ゼノは立ち去ろうとするハリーたちに失神の呪文を放ちますが、ハリーたちは間一髪それをよけ、呪文はErumpent Hornに当たって大爆発を起こし、家は半壊します。セルウィンを含む死喰い人たちはゼノフィリウスを拷問しますが、ゼノフィリウスの言うことを信じず、2階からハリーを連れて来ないと命はないと脅します。瓦礫の中から3人は起き上がり、ハーマイオニーはロンにInvisibility Cloakを身に付けさせ、ハリーの手を取りました。2階に上がってきたゼノフィリウスに忘却の呪文を放つと、ハーマイオニーは魔法で居間の床に穴を開けます。崩れていく家の中で逃げ出そうとする死喰い人たちをハリーが目にした後、3人は姿消しの術で移動しました。
posted by みちえ at 23:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 章別あらすじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この章はハーマイオニーが主役ですね。ルナパパと対等にやり合って最後は二人をリードして逃げましたからね。自分を信じているかどうかハリーに聞く所がキュンときました。ロンが帰ってきてくれて自分でもわからないほどたくましくなってるのじゃないかしら。
ルナパパの姿がリリーと重なる場面が泣かせますね。ルナパパの愛情がわかるだけに・・・ハリー、辛いね。
気になるのが二番目の冷静な死喰い人です。一人はセルウィンと出ていますが名前をわざと出していないみたいで・・・手ごわい感じがします。きっと後の章でわかるのでしょう。
Posted by まめ at 2007年11月28日 21:02
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