2007年10月05日

第19章 感想と気になる点

第19章をすでに読み終えられた方は「続きを読む」をクリックしてください。

まず最初に。これで折り返し点通過です!!あと300ページ弱(!)、がんばりましょう!

大きな展開を遂げた章でしたね。目まぐるしいほど、いろいろと事件が立て続けに起こりました。これでホークラックスを1個破壊したわけで、同時にグリフィンドールの剣も手に入れることができました。これは大きなことだと思います。さらに大きなことは、ロンが戻ってきたことです!やっぱり3人が揃っていないとこの物語は活気に欠けます。ロンが登場したとき、早くテントに戻ってハーマイオニーに知らせてあげればいいのにと思っていたわたしなのですが、ハーマイオニーのリアクションには驚きました。女心は理解できないと言いますが、この心理は女のわたしでも理解できませんでした。「今頃のこのこどのツラ下げてやって来られるのよー」って感じなのでしょうか?

さて、謎なのが、誰がパトロナスを放ったのかです。ハリーの言うとおり、パトロナスを放った人がグリフィンドールの剣を持っていて、ハリーに取らせるべく(だったら、なんで地面の上にでも置いておかなかったのか?)池に入れたのでしょう。パトロナスが雌鹿であるということは、その主(ぬし)は女性のような気がします。牡鹿はハリーの父親とハリーのパトロナスですから最有力候補はリリーですが、あの世からパトロナスを送ることはできませんよね。

それにしても、なぜハリーたちがその夜そこにいることがそのパトロナスの主にわかったのかが大きな疑問です。この土地、ディーンの森は実際にグロスターシャーにある観光地で、ハーマイオニーが昔家族でキャンプをしたことがあることから思いついたものでした。というわけで、魔法使いによく知られている土地でもないし、ゴドリックの谷のようにハリーが絶対に来るとわかって予めそこに置いておいたということはありえないでしょう。

Deluminatorのもう1つの機能は思いがけないものでした。第18章の「気になる英語表現」に対して、Blankaさんがハーマイオニーの正直すぎる言葉(「(魔法で杖を直すことは)できないと思う。ロンの杖のこと覚えてる?」)についてコメントされていましたが、実はこのセリフはここの伏線になっていたんですね。

また、ホークラックスの最後の悪あがきも興味深かったです。でも、ダンブルドアが壊した指輪ほど肉体的なダメージは与えなかったのは、ちょっと迫力不足のような(ダンブルドアはほとんど右手を失ったのも同様でしたから)。が、ロン自身認めているように、ホークラックスは精神的にかなりロンに影響を与えていたので、このくらいの精神的な動揺でロンから身を守ることができるとホークラックスにはわかっていたのかもしれないという気もします。
posted by みちえ at 01:57| Comment(7) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハーマイオニは、ロンが帰ってくると信じていた(期待していた)。
愛している分、自分とのつながりの強さを信じたかったから…。

でも、身を隠している2人を見つけるのは不可能に近い。
だがそこは、愛情がものをいう。
だから必ず帰ってくると。

それが現実のものになった瞬間。
今までの不安な思いが堰を切って現れたんじゃないかなぁ。

ロンに甘えてるって感じかなぁ。
「ロンのバカバカ…」て風にね。

安堵した瞬間、「なんで、こんな思いさせたのよ!」って、
ぶたれてるロンも満更じゃないって光景が目に浮かぶだけど…。
Posted by ハーマニー at 2007年10月05日 05:19
ロンが現れるまでは、誘われるままについていくハリーが危なっかしくてドキドキしました。

もしここでさらわれたりしてハーマイオニーと別れる事になったら?
杖を貸しっぱなしにしているハーマイオニーは魔法をかけられなくなるしどうするの?!
お願いハーマイオニーを呼びに戻って!!

とこんな感じです☆
Posted by revolu at 2007年10月05日 14:28
過去の巻では、いつもハリーの好奇心にははらはらさせられていました。しなくてもいいことに頭を突っ込んだりとかすると、やめなさいよと母心で言っていましたが。最近そういうことがなくなったなと思っていたら、このエピソードです。が、なぜかわたしにもハリーと同様、これは邪悪なものではないという予感がしていました。雌鹿のパトロナスというのが、いかにも善意そうで、悪意がなさそうな感じがしたからでしょうか。おかげで、わたしは(ホークラックスが首を絞め始めるまでは)わりとリラックスして読めました。
Posted by みちえ at 2007年10月05日 17:15
指輪にかけた魔法があれだけ強力だったのに対して、ロケットがそれほどでもなかったのは、恐らくホークラックスを隠した環境と関係あるのだろうと思います。指輪はある意味何の変哲もない場所に隠してあったのに、ロケットはいくつもの魔法で守られた例の湖にありましたから。
Posted by Johnnycake at 2007年10月07日 07:56
私もみちえさんと同じでハーマイオニーの怒りは予想を上まわるものでした。きっと、彼女は本当に純粋で、真っ直ぐな性格なんでしょうね。その点、多くの兄弟にもまれて、身の交わし方がしなやかというか(しなやかすぎる時もある)ロンとは反対の性格だと思います。
なにしろ、自分の両親をある意味捨ててきてまでも旅を続けているのですから、ロンまでも失ったと思っていたダメージは相当なものだったはずです。

ところでここで、私が引っかかった単語はsisterです。リリーとペチュニアの場合もややこしかったですが、ここは素直にハーマイオニーの方が数ヶ月年上だから、と言う理由で判断するのですか、それともハリーにとって精神的支柱として思っていたという理由で姉と訳すべきでしょうか?
私は二人は友人という、まったく互角な精神状態でいたと思いこんでいたので、sister,brotherということばは意外でした。それとも、年の長幼は関係なく、ハリーにとって、家族、身内という意味でこの単語を使ったのでしょうか?

Posted by at 2007年10月07日 14:58
Johnnycakeさん、鋭い指摘ありがとうございます。その通りでした。ロケットにはすでに普通の人がよりつかない(ダンブルドア以外の人には思いよらないであろう)場所に、Inferiやら恐ろしい毒薬やらで守られた中にもともとは隠されていたのですよね。すっかり忘れていました。

わたしもsisterはどう訳そうかと考えましたが、結局のところ、イギリスでは兄弟の年の長幼はあまり意識しないので(年を強調する場合以外は、このセリフのように特にelderとかyoungerとかをつけることはありません)、兄弟のような存在という意味合いで解釈しました。2人の関係を見ていると、どちらかというとハーマイオニーのほうが物知りで慎重で頼りになるし、姉のように思えますが。
Posted by みちえ at 2007年10月07日 21:34
Posted by ここ at 2007年10月08日 10:36
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。