2007年10月02日

第18章 あらすじ

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ハリーは折れてしまった杖の力を自分がどんなに頼りにしていたかを実感していました。そして、再びダンブルドアに対する怒りがこみあげてきます。ハリーが例の泥棒の写真を落としてきたこと、ヴォルデモートに必要としていた情報を与えてしまったことを後悔しているところに、ハーマイオニーがお茶を持ってテントの中から現れます。ハーマイオニーはリタ・スキーターの本をバチルダの家から持ってきていたのでした。その本から例の泥棒がグリンデルワルドであることを知ります。

2人はグリンデルワルドの名前の現れる章を読み始めます。リタの本によると、グリンデルワルドは闇の魔術に傾倒し、学友たちにそれを試してみて瀕死の怪我をさせたことから、さすがに闇の魔術に寛容なダームストラングも見て見ぬふりを続けることはできなくなり、16歳のときにグリンデルワルドは退学処分になったということです。その夏、グリンデルワルドは大おばにあたるバチルダ・バグショットのゴドリックの谷にある家を訪れ、バチルダは近所に住んでいた同年代のダンブルドアを紹介します。2人はすぐに気が合い、1日中あれこれ話し合った後も、夜手紙のやりとりをしたほどでした。ダンブルドアがグリンデルワルドに宛てた手紙には、魔法使いがマグルを支配するというグリンデルワルドの意見に対して同調するダンブルドアの考えが表れていました。

わずか2ヶ月もたたないうちにグリンデルワルドはダンブルドアと別れてゴドリックの谷を去り、その後伝説的な対決の日まで、2人は顔を合わせることはありませんでした。この突然の別れの原因はアリアナの死のようです。アバフォースがアリアナの死を兄のせいにしたのは、アリアナがグリンデルワルドとダンブルドアの闇の魔術の犠牲となったのではないかというようなことをリタの本は暗示していました。

本を読み終えたハリーは、ダンブルドアに対する信頼が一気に崩れ去っていくのを感じました。あれは若気の至りで、ダンブルドアはその後変わったとハーマイオニーは言います。また、ハリーが腹を立ている本当の理由はこうしたことをダンブルドアが一度も自分に話してくれなかったことだとハーマイオニーにはわかっていました。ハリーを信用してすべてを話してくれることをせずに、ただ盲目的に自分を信じることをハリーに期待していたダンブルドアにハリーは失望します。ダンブルドアはハリーを好きだったとハーマイオニーは言いますが、ハリーはそれを信じたいと思っている自分に嫌気すらさしてくるのでした。
posted by みちえ at 17:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 章別あらすじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最初のハリーの心情を綴っている箇所はまるで詩を読んでいる感情に浸れました。上手だなあと思いました。原書で読んでよかったと思えます。
リタの本も一から十まででたらめでもなく読者を引き付けるようにうまく書かれてます。ハリーもあの手紙は信じたんでしょう。手紙は何年も前のことなのにハリーにとっては現在であるかのように感じてしまったのでしょうね。
ロンも杖もダンブルドアへの信頼も失って精神的にハリーはかなり参ってますね。ハーマイオニーがいてくれてよかったと痛切に感じます。
Posted by まめ at 2007年11月10日 18:32
まめさんのコメントを伺って、早速18章の冒頭を読み返してみました。おっしゃるとおり、ハリーの心情が美しく表れていますね。
おっしゃるとおり、手紙を使ったのは、筆者以外の視点を取り入れるためと、本の信憑性を増すために、とても効果的だと思いました。やっぱりリタの本が売れるにはそれなりの理由があるのでしょう。
この辺りの章は特にハーマイオニーの暖かくやさしい存在がありがたく感じられるところだと思います。
Posted by みちえ at 2007年11月14日 19:04
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