2007年09月25日

第16章 感想と気になる点

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この章は物語の展開よりはむしろ感情に重点が置かれた章のように思いましたが、ついにハリーがゴドリックの谷を訪れたというのは大きな展開と言えるでしょう。

ハリーの両親が亡くなったときのあまりの若さにびっくりしました。わずか21歳と、思っていたよりずっと若かっただけに、いっそう気の毒な気がしました。同時に、今まで盛んに議論されてきたハリーの生年月日がこれではっきりしたと思います。前出のリリーからシリウスに宛てた手紙でもわかるように、ハリーが1歳の誕生日を迎えたすぐ後に2人が殺されていることから、ハリーは1980年7月31日の生まれであることに特定できます。

ハリーの両親の墓碑銘の部分は「気になる表現」で取り上げますが、この章では2つの墓碑銘が出てきて、どちらも哲学的で意味深な言葉です。ケンドラとアリアナの墓碑銘は「自分の大切なもののあるところに自分の心もある」と訳せるのではないかと思います。ハリーが両親の墓の前にたたずむ場面は感情がいっぱい詰まっています。ちょうどハリーが何か供えるものを持ってくればよかったと思っているところに、ハーマイオニーが魔法でクリスマスローズのリースを出したり、2人で黙って連れ添って墓地を出て行こうとする場面では、ハーマイオニーがハリーと一緒にいてくれて、本当によかったと思いました。ハーマイオニーの魔法にも感心させられますが、理性的で頭がいいだけでなく、とても繊細な感情の持ち主で、思いやりのある人物だと思います。

ハリーは無視しましたが、ハーマオイニーの発見した三角の目のような印も気になります。この印は、UK版の背表紙のタイトルの上の部分に描かれているもののようです。Ignotusという人の墓の墓碑銘に描かれているということでした。

ゴドリックの谷とグリフィンドールのつながりにハリーが今まで全く気がつかなかったというのには、わたしは正直言ってびっくりしました。名前からあまりにも明らかではないですか!
posted by みちえ at 01:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうそう、ハリーがゴドリックの谷とグリフィンドールを結び付けなかったのはかなり抜けてるんじゃないか〜!?と思いましたね。
あと、ホグワーツ1年生の時からあれだけ両親に会いたい、両親のことを知りたい、と思っていたにもかかわらず、6年してようやく墓参りが実現、というのもちょっと〜、と思いました。ローリング女史が最終巻でお墓を登場させたかっただけなのかもしれませんが。
Posted by Johnnycake at 2007年10月07日 08:06
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