2007年08月25日

第10章 感想と気になる点

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この章ではとても衝撃的な事実が明らかになりましたね。R.A.B.はやはりレギュラス・ブラックのことでした。でも、ヴォルデモートが分霊箱を隠す旅に連れて行ったのはクリーチャーだったのいうのには驚きました。

なぜレギュラスがヴォルデモートを裏切ったのかはやはり謎です。それを誰にも言わなかったのは、そうすることによって、自分の家族を守るためというのがハーマイオニーの説ですが、裏切り自体の理由はなんでしょう。自分が忠誠心から差し出したクリーチャーに非情の扱いをしたからでしょうか?レギュラスがそれほどクリーチャーに愛情を感じていたとしたら、それも考えられます。あるいは、ヴォルデモートのクリーチャーに対する態度は、そのままヴォルデモートに憧れ従う死喰い人たちに対する気持ちを表していると思って、主人としてのヴォルデモートに幻滅したのか。

kmyさんもメルマガの中で考察していらっしゃったことがありましたが、やっぱりしもべ妖精の魔法というのは魔法使いの魔法とは違うのですね。わたしもハーマイオニー同様、魔法使い至上主義で、ほかの種族を蔑視していたヴォルデモートには、魔法使いにできないことがしもべ妖精にできるとは夢にも思わなかったのが、墓穴を掘ったもとだと思います。

気になっていたロンとハーマイオニーの関係ですが、二人が恋人同士ではないかと思われる描写が出てきましたね。ここはハリーの心情も描かれていて、興味深いところなので、後で「気になる英語表現」として扱ってみたいと思います。

ホグワーツ1年生のとき、ハリーは初めて箒に乗ったにもかかわらず、やけに上手だと思ったら、まったく初めてでもなかったわけですね。

リリーの手紙を読んだときのハリーの気持ち。なかなか感動的なところなので、これも後で訳してみたいと思います。
posted by みちえ at 01:24| Comment(8) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この、RABがレギュルス・ブラックで、本物のロケットは5巻で出てきた「a heavy locket that none of them could open」であろうという推論は、ネット上でかなり有名でしたね。私は、まったく分からなかったし、それをネットで読んだあとも、5巻でその部分を見つけるのに一苦労しました。こんな重要な伏線を、たったの1行でさらりと書き残した作者もすごいですが、それを見つけた読者もすごいなあと感心した部分でした。

それにしても赤ちゃんハリーは、歩きだすのとほぼ同時に箒に乗っていたんですね。
Posted by あいこ at 2007年08月25日 07:42
私は、ハリポタのキャラでは双子と並んでしもべ妖精が大好きなのですが、しもべ妖精の中では今までハリーの敵ぽかったクリーチャーがこの章で最後にお辞儀するところがとても可愛いと思います。でも、ハリーとロンにはお辞儀できてもハーマイオニーに対してははできない。それでも彼なりの精一杯の表情を見せているところがこれまた可愛い。
考えてみれば、以前ハーマイオニーが一生懸命しもべ妖精のために活動をしていたこともここにきて微妙な伏線となってロケットを手に入れる事に大いに役だったこと。みちえさんが言われるようにしもべ妖精を軽視する事は重大な欠陥であること。
主役の中でマグルであるハーマイオニーがしもべ妖精の一番の理解者になっていること。
こういったことを何気なく盛り込んでいるローリング女史の手腕に感心しています。
Posted by KKろーりんぐ at 2007年08月25日 09:34
続けておじゃまします。
レギュラスについてですが、ハリーが彼の部屋で彼はシーカーであった事を写真から知った事が述べられています。
まさにハリーのポジションでもあり、写真の中央に座る事から見てもその寮の花形選手、クラム、チョウ・チャン、セドリック、ジニー、ドラコなど他のメンバーを見てもシーカーに選ばれると言うことはかなり優れた資質(単に運動神経がいいだけではない)他より秀でた人物であることが示唆されているのではないかと考えます。
シリウスは5巻で弟についてヴォルデモートが手を下すには小者すぎたと語っています。私はレギュラスはそれほど小者でなく、クリーチャーをかわいがり、ロケットを取りに行く勇気ある人物と理解しました。一度は若気のいたりで死食い人に参加したものの、自分の理想ではなかった、と思うところがあったのかなあ、と考えますがいかがでしょう。
Posted by KKろーりんぐ at 2007年08月25日 11:05
わたしの管理している掲示板で、5巻で出てきた誰にも開けなかったロケットを伏線としてあげていた方がいました。本当に、こんなちょっとした文が大きな鍵を握っていたのは驚きです。

わたしもこの話を読んでレギュラスを再評価しました。ヴォルデモートに対抗してロケットをすり替えるなんて、かなり勇気がないとできないことですよね。わたしもたぶんヴォルデモートに対する幻滅が、レギュラスがヴォルデモートから離れた理由だと思います。
Posted by みちえ at 2007年08月26日 01:53
あんなに嫌な感じのクリーチャーでしたが、こういういいきさつがあって、敬愛していた主人レギュラスを亡くして…としんみりきてしまいました。このシリーズでは悪役と思っていたキャラクター、意外なところでその属性を逆転させますよね。
こういった場面はうまく描いているなあ、と思います。。
あの水盤の液体は自動的に復活するとは思っていませんでした。レギュラス自身もこの液体についての魔法を知っているのかと思いましたが、予想が外れました。本ではクリーチャーがらみの予想もありましたが、レギュラスとクリーチャーの関係については予想外でした。
「シリウスの弟のレギュラスなど、私が憶えている限りでは、数日しかもたなかった」と6巻6章にあるのですが、もう少しこのあたりの詳しいいきさつが知りたいと思っているのですが、これ以上はわかるかどうか?
Posted by kmy at 2007年08月27日 11:55
クリーチャー、実は忠義深い愛すべき性格だったのですね。ハーマイオニーに対しては、まだ不器用な挨拶しかできないようですが(笑)
Posted by うに2 at 2007年08月27日 19:36
kmyさん、そうなのです。わたしも、一般的にはレギュラスが死喰い人たちに殺されたと理解されていたように記憶しているのですが、この話からすると、母親をはじめ、ほかの人たちには、レギュラスはただ単に姿を消したというようにしか理解されていないようですよね。不思議です。
Posted by みちえ at 2007年08月27日 23:41
「混血のプリンス」末尾に出てくる RAB を、それまでにチラとしか名前が出なかったレギュラス・ブラックであると見破ったファンは凄かったと思います。クリーチャーの性格設定は、ユーモアだと思います。Pahetic なのは、一途なドビーのほうですね。

凄いファンと言えば、第6巻の段階で、ヴォルデモートのことを "Voldy" と呼んでいる人がいて ― インターネットですが ― 笑ってしまいました。第6巻では、ダンブルドアが制圧されたところで、 Death Eater が嘲笑して Dumby と呼びかけていました。第7巻の大詰めでは、 Peeves が Voldy は moldy になったと揶揄します。

先を急ぎすぎですね。失礼しました。
Posted by つつどり at 2007年08月29日 22:59
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