2007年08月25日

第10章 あらすじ

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ハリーは翌朝早く目を覚まします。寝袋の中でホークラックスのこと、ダンブルドアのことなどを考えていますが、ダンブルドアへの疑問がわき始めるといたたまれず、起き上がって、家の中を歩き始めました。騎士団が去った後、誰かが家捜しをしたようです。シリウスの部屋でリリーからシリウスに宛てた手紙を見つけます。それは、シリウスがハリーの誕生日のプレゼントとして贈ったおもちゃの箒へのお礼の手紙でした。この手紙から、リリーたちがバチルダ・バグショットと懇意にしていたこと、ダンブルドアがジェームズのInvisibility Cloakを預かっていたこと、ピーター・ペティグリューが2人を訪れたが沈んだ様子だったこと、などがわかります。手紙の続きは探しても見つかりませんでした。その代わり、床の上に引きちぎられた写真の一部が見つかります。そこには、おもちゃの箒に乗った赤ん坊のハリーとジェームズの足の一部が写っていました。

目を覚まし、ハリーがいないのでハーマイオニーとロンはあわてふためいていましたが、ハーマイオニーがハリーを見つけて最上階にやってきます。ハリーはハーマイオニーにリリーの手紙を見せ、ゴドリックの谷に行くことをさりげなく提案しますが、ハリーがそこに行くことは死喰い人たちがすでに予想しており、あまりにも危険すぎるということで、ハーマイオニーは反対します。そこで、ふとシリウスの弟レギュラスの部屋のドアに目をやると、"Regulus Arcturus Black"という名前が目に入ります。これこそ、R.A.B.に違いないと、ロンを加え、3人は本物のロケットを探し始めます。が、ここもすでに誰かが探した後で、ロケットはないようでした。

そのとき、ブラック家の客間の飾り棚の中にロケットがあったことをハーマイオニーが思い出します。ハリーも実際に手を触れたもの、結局誰も開けることができなくて、ほかのがらくたと一緒にゴミ袋の中に入れたのでした。ハリーは当時しもべ妖精のクリーチャーがハリーたちの目をかすめていろいろなものを盗んでいたのを思い出し、わらにもすがるような気持ちで、クリーチャーの押入れをのぞきに行きます。そこには何もそれらしいものはありませんでしたが、ハリーはクリーチャーの名を呼びます。

現れたクリーチャーにロケットのことを聞きました。クリーチャーはマンダンガス・フレッチャーが自分の押入れからほかのものともども盗み出しているところを見たと言います。そして、ハリーがロケットについて知っていることをすべて話すようにと言うと、クリーチャーはレギュラスとロケットの話を始めるのでした。

レギュラスが死喰い人になって1年ほど経った頃、ヴォルデモートがしもべ妖精を必要としていて、レギュラスがクリーチャーをその用に差し出したのでした。クリーチャーの話から、ヴォルデモートと一緒に海辺の洞穴の中にロケットを隠しに行ったのはクリーチャーであることがわかりました。どうやら、ヴォルデモートは分霊箱を防御する手段が完璧かどうかをテストするためにクリーチャーを連れてきたようです。クリーチャーに水盤の毒薬をすべて飲ませ、空になったところに分霊箱のロケットを落とし、再び水盤を毒薬で満たしました。そして乾きに苦しみ、Inferiに囲まれたクリーチャーを一人残して、ヴォルデモートはボートで去ります。クリーチャーは姿消しの術を使って、ブラック家に戻ってきました。

その話をクリーチャーから聞いたレギュラスは自分を洞穴に連れて行くようクリーチャーに言います。そこで、レギュラスは水盤が空になったらロケットをすり替え、最初のロケットを持って一人で帰り、誰にも言わずに破壊するように命令しました。毒薬を飲み干したレギュラスはInferiによって水面下に引きづりこまれ…。

クリーチャーはレギュラスの命令にしたがって、ロケットを破壊しようとしたものの、そこにかけられた魔法は強力で、開くことすらできれば壊せるだろうと思ったものの、どんな手を使っても一向に開こうとしないのでした。

ハーマイオニーに言われて、しもべ妖精の心理がどう働くのかを理解したハリーは、シリウスの過ちを省み、クリーチャーに、丁寧でやさしく、それでいてきちんと主人の命令とわかる口調でマンダンガス・フレッチャーを探してここに連れて来るようにと言いました。そして、一瞬のひらめきで、ハリーは、ハグリッドが誕生日祝いにくれた小袋に入れておいた偽のロケットをレギュラスの形見としてクリーチャーにあげました。これにいたく感動したクリーチャーは、3人に敬意を表してマンダンガスを探しに姿を消します。
posted by みちえ at 01:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 章別あらすじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
7巻で知らされる真実  たくさんありますね
そして謎も増えていきますね

この調子で頑張って下さい
Posted by Mr.ハリ〜 at 2007年08月25日 14:35
この章の最初はハリーの孤独から始まるんですね。ロンとハーマイオニーの心のつながりを感じて、ダンブルドアの噂で疑心暗鬼になり、名付け親のシリウスの部屋で思い出に浸り・・・
だからこそリリーの手紙を見つけたときのハリーの衝撃というか喜びは計り知れないものがあったと思います。自分と同じ母の筆跡を探す場面が好きです。目に浮かびます。
私はこの章でレギュラスの本当の姿がわかって嬉しかったです。自分が飲んだんですね。クリーチャーでなくて・・やっぱりシリウスの弟なんだと思えました。
クリーチャーとレギュラスがこんなにつながりが深かったとは意外でした。ただ形だけの主従関係では本当に忠誠心がわいてこないことをハーマイオニーのおかげでハリーにもわかってよかったです。
弱いものを軽く見すぎたのが本当にヴォルデモートの重大な欠陥ですね。
Posted by まめ at 2007年09月26日 10:07
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