2007年07月27日

第2章 あらすじ

第2章をすでに読み終えられた方は「続きを読む」をクリックしてください。

ダーズリー家の自分の部屋で、ハリーは学校用のトランクの整理をしています。その最中、右手の小指を切ってしまいますが、見るとハリーの指を切ったのはシリウスがくれた鏡の破片でした。

ハリーは気になっていた新聞記事を新聞の山から探し出し、読み始めます。それはダンブルドアの旧友、エルフィアス・ドージェによる追悼記事でした。ダンブルドアがホグワーツに入学する1年もしない前に、ダンブルドアの父親が3人のマグルを襲った罪でアズカバンに送られ、そこで後に死ぬことになること、弟アバフォースとの関係、ホグワーツ卒業後にエルフィアスと旅に出る予定だったものの、その前夜に母親が急死し、旅行を断念せざるをえなかったこと、その後まもなく、長患いをしていた妹のアリアナも亡くなったこと、などがわかります。これはダンブルドアの暖かい人柄と優れた功績を讃える追悼記事でした。

一方、たまたまその日の新聞に目をやると、リタ・スキーターに対するインタビュー記事が載っていました。リタはダンブルドアの死後わずか4週間しか経たないというのに、900ページに及ぶダンブルドアの伝記を書いて出版したのでした。この本はどうやらセンセーショナルな暴露本のようです。ダンブルドアが闇の魔術に傾倒していたことを匂わせたりするなど、彼の人柄と功績を貶めるだけでなく、ハリーとダンブルドアとの関係についても、不健全で、邪悪なものですらあると書いているようです。ハリーはこのインタビュー記事を読んで激しい嫌悪感を覚えるとともに、怒りがこみあげてきました。

ダンブルドアのこと、ダンブルドアの名誉を傷つけるリタ・スキーターの嘘のことなどを考えながら、鏡の破片を再び手にすると、そこに一瞬鮮やかな青い色をハリーは見たように思います。ハリーは気のせいに違いないと思うものの、その色はダンブルドアの目の色に間違いありませんでした。
posted by みちえ at 22:19| Comment(19) | TrackBack(1) | 章別あらすじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハリーがスーツケースの整理をしているのは、いよいよダズリー家を出て行く日が近づいているからなのでしょうね。ダンブルドアの死、見通しのきかないこれからのこと、鏡で切った新しい鋭い傷がハリーの心を痛々しく伝えてきます。
記事とかインタビュー形式の独特のリズムに慣れなくて、わたしにはちょっと読みにくい章でした。
Posted by アル at 2007年07月28日 20:16
二章のはじめの方の
「He looked around; the landing of number four, Privet Drive, was deserted.」
はどう訳せばいいかわかりません。教えて下さい。
Posted by けんた at 2007年07月28日 20:23
読み返していたらちょっと混乱してしまいましたが、ハリーは2度手を切っているのでしょうか?
鏡の印象が強くて読みすごしていましたが、冒頭部分ですでにティーカップで右手を傷しているようですね。同じ右手を今度は鏡の破片で切ったの?
だとすると、右手へのこだわりが気になる出血です。
Posted by アル at 2007年07月28日 21:13
けんたさん、ご質問をどうもありがとうございます。これについては独立して別記事として扱おうと思っていますので、そちらの記事をご覧ください。

アルさん、この部分はとてもわかりにくいですよね。第2章の始まりは、ハリーが手を切って、あわててその傷の処置(水道の水で傷を洗う)ためにバスルームに飛び込んだという場面で、そこからゆっくり過去に戻るという形を取っているようです。
19ページの最後の段落が"He had spent the morning"で始まっていますが、これは過去形で書かれている地の文からさらに過去にさかのぼるために過去完了形で書かれているのだと思います。したがって、この部分は過去の回想ではないでしょうか。
そこで、手を切ったのは1度だけでそれは鏡で切ったもので、その処置をしようと部屋の外に出たら、そこに置いてあったティーカップを踏んでしまった。ということではないかと思います。ティーカップでは手を切ってはいないと思うのですが、どうでしょう?
Posted by みちえ at 2007年07月28日 21:56
2章は会話がないせいか読みにくくて、くじけそうになってしまいました^^;
でも最後の方で、もしかしてダンブルドアが?!と思わせる現象が起こって、
ドキッとしました。

あれだけの偉大な魔法使いだったのですから、何らかの形でこれからも
ハリーの力になるのかもしれないと思うと、心強いですよね。
Posted by めぞぴあの at 2007年07月29日 22:01
みちえさん、ありがとうございました。すっきりしました。20ページ6行目He now proceeded・・で今に戻るのですね!
Posted by アル at 2007年07月29日 22:17
2章は新聞記事の引用が多いため、ちょっと読みにくいですよね。特にエルフィアス・ドージの文章は、ダンブルドアのセリフ同様、ちょっともって回った硬い表現があって、わかりにくいところが多いと思います。
Posted by みちえ at 2007年07月30日 00:35
はじめて書き込みします。
あらすじで気になるのですが、fingerは通例、人さし指の"first"から始まって、小指を"fourth"と数えます。しかし結婚指輪を指す薬指はfourthともthirdとも呼びます。ハリーが怪我をした"fourth finger"とは英国では薬指なのでしょうか。
Posted by ハン・ハハン at 2007年08月05日 01:57
ハン・ハハンさん、ご指摘ありがとうございました。
そのとおりです。親指は"thumb"になりますから、人差し指から"finger"として数えますよね。イギリスでは、結婚指輪は左手の薬指にして、この指は"third finger"と呼ばれるようです。したがって、"fourth finger"は小指になります。早速記事を訂正させていただきます。
今後もお気づきの点がありましたら、ぜひお知らせくださいね。
Posted by みちえ at 2007年08月05日 20:46
みちえさん、はじめまして。
質問は初めてですが、6巻よりずっとこちらを拝見させていだたいておりました。文化の違いから英国では2階のことをfirst floorというのを思い出し、今回ももしかしたらと考えた次第です。隅をつつくつもりではありません。訂正いただき恐縮です。

脱線しますが、昔フィンガーファイブというシンガーグループがいました。となるとあれは親指を1本も持たない「器用な人」の意味なのか、6本指の宇宙人のどちらかなのでしょう。当時彼らはハン・ハハン・ハーン・ハンと叫んでいました。
Posted by ハン・ハハン at 2007年08月06日 00:57
なつかしい!!そう言われれば、5本のfingersというのは現実離れしていますね。あのハン・ハハン・ハーン・ハンも懐かしいです。すっかり気分はン十年前。
Posted by みちえ at 2007年08月06日 17:01
この章は根性が要りますね。なんだか倍の時間がかかったような気がします。
最初の一行目でドキッとしました。「えっハリーどしたの?」
前の一章がどんよりして殺人もあるのでその背景が抜けきれない所にこれですからね。それもダンブルドアの時と同じ右手で指だと分かるのはもう少し後にしてあるのは作者の意図でしょうか。

ダンブルドアもハリーと同じで最初からみんなの好奇の的だったんですね。だからハリーの気持ちもよくわかったのでしょう。
最後にリータの記事を読んで怒りに震える所なんてパニックになったハリーの心情を上手く表現していると思いました。すぐ言葉が出てこないんですね。本当に怒った時は。

ここではダンブルドアの過去や家族の暗い面が明かされて「本当の所はどうだったの?」と偉大で完璧だと思われていたダンブルドアに影を落としています。どちらを信じるか読者が試されている感じがしました。
Posted by まめ at 2007年08月14日 10:16
みちえさんお久しぶりです。覚えておいででしょうか?Mikotoです。お変わりございませんか?

6巻は挫けているうちに7巻が発売となり、息子にせっつかれた挙げ句6巻を日本語版で読み、7巻に着手しました!

さて2章のP.19の下の方
Making a mental note to ask Hermione how it was done …. の部分だけ浮いてしまって意味がわかりません。教えて頂けますか?宜しくお願いします。
Posted by Mikoto at 2007年08月14日 19:46
まめさん、"Harry is bleeding"という書き出しはやっぱり読者の注意を喚起する目的があるのでしょうね。え?ハリーの身に何が起こったの?と思わずにはいられません。時系列順に書くなら、その後の部分から書き始めればよかったわけですから。
おっしゃるとおり、ここでは読者も試されていますね。わたしはダンブルドアを信じたいです。

Mikotoさん、もちろん覚えています。久々にお声(?)を聞けてうれしいです。7巻も一緒にがんばりましょう!
この部分は別に記事を設けて取り上げたいと思います。そちらをご覧いただければ幸いです。
Posted by みちえ at 2007年08月15日 01:40
まめさん、"Harry was bleeding"という書き出しはやっぱり読者の注意を喚起する目的があるのでしょうね。おっしゃるとおり、前章の最後が血なまぐさいだけに「え?ハリーの身に何が起こったの?」と思わずにはいられません。時系列順に書くなら、その後の部分から書き始めればよかったわけですから。
おっしゃるとおり、ここでは読者も試されていますね。わたしはダンブルドアを信じたいです。

Mikotoさん、もちろん覚えています。久々にお声(?)を聞けてうれしいです。7巻も一緒にがんばりましょう!
この部分は別に記事を設けて取り上げたいと思います。そちらをご覧いただければ幸いです。
Posted by みちえ at 2007年08月15日 01:42
みちえさん、こんにちは

P22の最終行です。

Being continually outshone was an occupational hazard of being his friend and cannot have been any more pleasurable as a brother.

がわかりません。何故cannotが現在形なのかもわかりません(>_<)よろしくお願いします。

Posted by Mikoto at 2007年08月16日 12:19
Mikotoさん、ご質問ありがとうございます。長くなりそうなので、これも別記事として取り上げさせていただきます。
Posted by みちえ at 2007年08月16日 18:32
リタ、いつの間に本を出せるほどに社会復帰したのでしょうか。相変わらずのようですが、本の内容はこれから具体的になってくるのでしょうね。でも、ダンブルドアの弟のアバフォースって不死鳥の騎士団員だったんですよね。5巻でマッドアイ・ムーディがハリーに昔の騎士団の集合写真を見せながら説明して「・・・このとき一度しか会ってない。奇妙なやつだったな・・・。」といってましたけど、まだ生きているのですよね。これから消息も明らかになるのでしょうか。ダンブルドアの過去がいろいろとキーポイントになってきそうです(でも、これにリタが絡むとなると一筋縄ではいきそうにありません)。さあ、読み進めるぞ!!
Posted by うに2 at 2007年08月22日 20:28
ハン・ハハンさん、公に知られている事実のようなので、そのままにしようかどうか悩みましたが、このことはわたし自身はまったく知らず、後で読んであっと驚いた部分なので、このことを知らないみなさんにも同じように驚いていただきたいと思い、削除させていただくことにしました。ご理解いただければ、ありがたく存じます。そんな関係で、一緒にうに2さんのコメントも削除させていただきましたが、どうぞよろしくご了解ください。

Posted by みちえ at 2007年08月26日 02:48
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Tracked: 2007-08-01 17:41
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